整理しておきたいこと

Lコミュニティと関わっていたい、自分ごととして考え行動していきたいと思っていることを整理してみる。

  • 興味があること
    • この現代の日本の社会の中で、子どもたちがセクシュアリティについて悩んだりしながら生きていくと思うのだけれど、彼らが死を選んだり、精神的に追い詰められたりしないために、自分にできることはあるか。あるとしたらどんなことか?
    • LGBT当事者の情報格差について。年齢、住んでいる地域、インターネットスキルなどの違いによる、見ている世界の違い。
  • 考えていきたいこと
    • 同性婚について。公正証書について。養子縁組について。
    • LGBT当事者が政治家になろうという時のサポートについて。自分はどうしたいのか。何が出来るのか。
  • 求めること
    • セクシュアリティを理由に仕事をやめさせられたり、不利益を被ったりしない職場環境が保証されること。
    • 子ども(大人もだけれどさ)がセクシュアリティを理由にいじめられないこと。悩んで死を選ばないこと。
  • 出来そうだなと思うこと
    • 情報の共有。Lコミュニティだからこそ楽しいこともある。
    • ロールモデルの提示。「レズ」はヘンタイで自然の摂理に反してて結婚もできなくて子供も産めなくて不幸そう…って思うかもしれないけれど、そんなことない。
    • 可視化。「レズ」って本当にいるんだよ。

どちらかというと現代社会との折り合いより、コミュニティとどう折り合いをつけて生きていくかのほうが自分には簡単ではなくて、どうにかしたいこと。

いかにコミュニティと関わっていくかというよりも、いかに適切な距離をとりつつ関わるのかと言った方がわたしのしたいことに近い。

自分が死なず、人が死なずに生きていくために。

幸せオーラを浴びる月間 part2

『幸せオーラを浴びる月間』とした5月もおしまい。
もう6月。早いなあ。
今日はすごく爽やかないい天気だった。
天気がいいってだけで幸せな気持ちになる。
こんな風に、本当にささやかなことであっても幸せだと感じることは、たくさんたくさんあるんだけれど、もしも「幸せとは何か?」という問に答えるとしたら、今の私の心情にとても近いのがこちらのブログのエントリー、〆の文章だ。

個人的には、誰かと「人間関係を作りたい」という欲求の基礎にあるのは単純に「相手の喜ぶ顔が見たい」という素朴な感情であって、それに性欲が混じらなければ友人関係、混じれば恋愛になるくらいの感じに思っている。相手が喜ぶ=自分も嬉しい。自分が相手に何かしてあげることで喜ばせようとするのは、相手に感謝されたいといったリターンをまだ期待している向きがあるが、そのうち自分の行為は関係なく相手の嬉しそうな様子、喜ぶ様子を見ているのが楽しくなる。そういう人との関係を大事にしていくのが、当面は私にとっての「幸せ」だ。

Ohnobrog 2 『幸せの条件』より


この文章を読んだ時、私は「うん、うん、そうなのよー。」と深く頷いてしまった。
「幸せ」が立ち上っているような場面に身を置きたい。
というわけで、先週末はkoさん&maさんカップルとご一緒させていただき、飲みました!食べました!!
今回はトントンとよいペースで飲み進み、写真を撮ることを早々に放棄してしまったので写真はありません。
自分にとっての「幸せ」とは何か。
そこのところの軸さえブレなければ、傷ついたって、傷つけたって、失敗したって、タフさがその手からこぼれ落ちずに済む。
そんな気がしている。

近くて遠い場所

Lコミュニティー*1に対し、どのような場所へどの程度の距離感でコミットメントすべきか、いや、自分がしたいと思っているのか、ずいぶんと長いこと思案している。

クローゼットから出てからしばらくの間、コミュニティーへと出掛ける動機は、こんなだった。

1.情報を得たい(いつどこでどんなイベントをやっているか*2)。
2.自分以外の当事者たちと知り合いたい(友人候補、恋人候補、ロールモデルにしたいような先輩などなど)。
3.セクシュアリティの話題を避けるでも隠すでもない場所に身をおきたい。
4.L&Gカルチャーを享受したい。みんなと楽しい時間をシェアしたい。


・・・そして現在

1.情報はネット経由でかなり得ることが出来るようになった。
2.いろいろな人と知り合い、出会い、恋愛したり別れたり。大切だと思える友人に出会うことが出来た。
3.母親や妹、ヘテロの友人たち、仕事上のつき合いのある信頼できる人にもカムアウトしているので、嘘をついたり隠し事をしているような後ろめたさも窮屈な感じも日常生活でほとんどしなくなった。
4.仕事が忙しくなかなか時間がとれない。興味関心の中心が現在は仕事。なので出掛ける機会はおのずと減少*3


実際に、生活していくだけで、仕事をするだけで毎日が手一杯という状況でもあるんだけれど、そんな限られたリソース(時間とお金)をLコミュニティーへと振り分けるモチベーションが上がらないでいる。

なら、無理に関わらなくたっていいじゃん。

そうなんだけれども、わたしがクローゼットから出るきっかけを与えてくれたのが90年代後半のゲイ・ムーブメントであり、レズビアン・コミュニティーだったものだから、「もう、わたしには必要ないから関わりません」という態度は、なんだか恩知らずな感じというか、自分が必要なときだけ擦り寄って後は知らん振りかよ!みたいなタダ乗り感がぬぐえないのだ。

リソースの分配という感覚は、過去に自分のキャパを超えて、(なおかつ今では自分に適性のないと自覚できる)ファシリテーターをやろうとした苦い経験から得たもの。

やりたいこととできることは違うのだ。

そして、今。

Lコミュニティーには関わっていたいけれど、その関わり方がよく分からず、こうして「遠く離れて」ブログを書いている。

いつか、自分なりの関わり方が見出せるといいなと願いながら。

*1:Lコミュニティーとは何を指すか、というのは定義づけが難しい。LOUD、PA/F SPACE、WWE、DWE、2丁目、クラブイベント、オフ会、映画祭、パレード、まあそのあたりを大雑把にひっくるめてLコミュニティと認識している。

*2:例えば「公正証書の作り方について」のワークショップとか

*3:2丁目は仕事場から徒歩30分圏内だけど行くのは年に2回ぐらい。映画祭やパレードは仕事しだいで行けたり行けなかったり。

幸せオーラを浴びる月間 part1

3月の初めにクサノさんと別れて以来、ずどーんと、どよーんとしてた。
独りでいると、あれやこれや過去のことも悪いほうへ解釈してしまい、いくない。
そう思い、5月は『幸せオーラを浴びる月間』にすることにしました。第1弾はLブロガー・カップルさんのsai_yuさんのお宅訪問。
噂どおりのパティオのあるメゾネットスタイルの素敵なマンションで、おしゃれだし、静かだし。
おいしいものはたくさんだし、お酒はこれでもかと出てくるし、目いっぱい幸せオーラを注入。お二人はラブラブだから、アタシごときに吸い取られても、屁でもないと思う。
多分。

ほんとに、ほんとに、ごちそうさまでした!!



見よ!このゴージャスなテーブルを!!



おいものサラダ&お手製のピクルス



エスカルゴが入ったプチ・フランス



このサラダもタイプだったわー




※第2弾はkoさん&maさんとご一緒する予定。幸せオーラをたっぷり浴びて、じっとりした負のオーラを払拭するぜ。

デモドル

このブログは削除してしまおうかとも思った。
けれど、思い入れもそれなりにあって、忍びなく、なにか書きたくなったときの場所として凍結させておくことに。

最近、やっと言葉がある程度まとまった形になりつつあります。
半年近く、ネットから遠ざかっていましたが、このままずーっと遮断してしまうのではなくて自分に見合った距離感で付き合うことができるようにと、試行錯誤してみようと思います。

ブログを休止することになったいきさつについて

このブログを読んで、(直接わたしの口からではなく)あることを知り心外だったと、ある人に言われました。
それがこのブログを休止するきっかけでした。

プライベートな部分をどこまで晒すかの線引きが曖昧で、顔が見えない中での感情的なやり取りにおけるタフネスさと細やかさ(デリカシー)に欠けているところがあり、そこのところの危うさは薄々感じてはいたのです。

それで、それまでおこなっていたネット上でのコミュニケーション(このブログやmixitwitterなど)も休むことにしました。


今回経験したことの影響は大きくて、わたしもわたしの周りの人との関係も変わってしまいました。

言葉が出てきにくくなりました。

人と交わること、言葉を発することが怖い。
その気持ちを払拭できたら、また文章を書いてみようと思います。

今まで読んでくださったみなさん、ありがとう。