ワークショップ 『ヴァギナ・ダイアローグ』

ウーマンズ・ウィークエンドに参加してきました。
参加したワークショップは『ヴァギナ・ダイアローグ1・2』。

ざっくり言ってしまうと、みんなで「まんこ」について語り倒そうというもの(ざっくり過ぎ?)。


楽しかったー。


ファシリテーターのミヤマさんは参加者がどれだけ「まんこ」と口にすることが出来るのかしら?と心配されていたようですが*1、そんな心配は無用で、気持ちいいぐらい「まんこ」、「まんこ」と飛びかっておりました。

午前・午後、合計3時間に渡ってのワークショップでしたが、もうぜんぜん時間が足りなかったです。
もうちょっとディープな突っ込んだところまで話をしたかった感じです。


第一部では、こちらの本の中の一節を取っ掛かりにしながら、みんなで「まんこ」について語り合うという左脳系ワークを、第二部では、自分自身が「まんこ」になって、「まんこ」の持ち主である自分へ物申してみたり、「まんこ」からイメージされるものを描いてみたり、右脳系のワークを行いました。


思春期においては*2、自分以外の「まんこ」を見るチャンスってほとんどないですよね。
世間一般に流布されている「まんこ」像は男性目線の偏ったイメージだったりしますし、「自分のって変じゃないかしら?」っていう、いらぬコンプレックス抱きがち。


私もかつてそうでした*3


実際の「まんこ」は、色も形状も様々であるということを、大人になり、他者の「まんこ」と出会っていく過程の中で理解していったのですが、正直に言って、私は今でも自分の「まんこ」が好きかと聞かれても「うん」とうなずくことは出来ていません。


自己肯定しきれない、ネガティブなイメージをいまだに抱えています。


それでも、今回、皆さんと一緒に「まんこ」に対する思いや過去の体験をシェアしたり、あらためて「まんこ」に対し自分がどのようなイメージを抱いていて、どのように普段相対しているのかを振り返ってみたりしたことで、ちょっと自分の「まんこ」への愛は深まった気がします。


この不恰好な「まんこ」とつき合ってきて、早40年。
これからもつき合い続けていくのだから、もっと愛情を注いでいこう、そんな気になりました。



ワークショップのラストに、みんなでシェアした「まんこケーキ」。素敵でしょ?


※コメントを下さってもレス出来ないかもしれないので、コメント欄を一時凍結しています。もうちょっとしたら再開します。

*1:私も「まんこ、まんこ」言うキャラが自分だけだったらどうしようとちょっと心配だった

*2:ヘテロ女子においては思春期うんぬんでなしに、一生のうちで自分以外の「まんこ」を見る機会なんてないかもしれませんね。

*3:私は「ピンク色の呪縛」と呼んでいる。文章表現の中に「まんこ」はピンクだピンクだとばかり書かれているので、自分のはなんか違うんじゃないかと思ったり、一生懸命ピンク色な部分を探したりした。そんな中1でした。