彼女はさかなクン

この連休に、彼女と会ってじっくり話し合ってきました。

今回の気持ちの行き違いは、多分付き合っていたらよくあること。

お互い、お付き合い自体ががとっても久しぶり*1なので、そのことがとてつもない致命傷のように感じナイーブに反応してしまった。

二人とも、今まで決して挫折や苦労もなしに生きてきたわけではなくて、その経過の中で形成された価値観や語彙、仕事のスタイルが彼女と私とでは真逆といっていいほど違っていて共通項が少ない。

そのことも二人を過剰に不安にさせたようです。

ともかく・・・

仲直りしました。

前回の日記を読んで、コメント&メールをくださったみなさん、ご心配をおかけしました。


彼女と「先月末に銀座でランチしたときはとっても幸せで楽しかったのに、どうしてこうなっちゃったんだろうねぇ・・・」と話していたのですが、その銀座でのランチをご一緒したYさんからいただいたメールにこんなことが書いてありました。

Yさんの職場にTVで人気の「さかなクン」が来訪されたそうです。
実際に会ったら「心の綺麗そうな、とてもよい波動の方」で、「Hちゃん(彼女)に純粋なところが似ている」と思ったとのこと。

「似ていると言ったのは、もちろんいい意味ですよ」とも付け加えてありました。


わたしの彼女はさかなクン


と同じ波動の持ち主のようです(笑)。

もちろん社会生活を円滑に営むために最低限必要な腹黒さは備えているけれど、彼女には「ま、ふつうはこうでしょ」的な感覚は通用しないのかもしれません。

「人それぞれだよねー」と想像できるバリエーションの範疇を、彼女の発想や言動は超えているところがあって、まぁ、そこが魅力でもあるんだけれど。

わたしはわたしで会社員生活を営めるような協調性がないから自営業をやっているところもあり、ちょっと毒を含んだ言い回し*2を好むので、誤解を生むこともしばしばなんです。

そんな二人なので、遅かれ早かれ、いつかは爆発炎上していたことでしょう。

今回は、大事に至らなくて本当によかった。

今回の話し合いでは、お互いの正直な今の気持ちを伝え合うということもしたにはしたんですが、真面目な話よりも、くだらなくて馬鹿馬鹿しい過去のエピソードを披露し合ったり、ド変態ちょっとマニアックな嗜好をカムアウトし合ったりした時間のほうがむしろ長かったです(笑)。

真面目な会話にももちろん意味があったとは思うけれど、わたしとしては彼女のド変態ぶり純粋さが垣間見えるエピソードをたくさん聞けたのが楽しかったな。

*1:私は7年ぶり。彼女は8年ぶり。久しぶりとの恋愛というより、気分は初めてに近い。オレもう四十だってのにさ。

*2:好きになる人のポイントは?と聞かれたら、「顏と身体。それしかないでしょ?」などと答えたりする。言葉足らずになりやすい。真意はこんな感じ