東京国際L&G映画祭2007 感想その3

16(月)11:20〜上映の「夢見る魔女たち ガールズ短編集」を見た。
※もう見終わって1週間経ってるので、「今更・・・」感が濃厚ですが、一応ね。

『強盗だ、手を上げろ!』
主人公の突き抜けた間抜けっぷり故のかわいさ加減は、おばかキャラ好きの私としては、分かる。でも、一番かわいいのは主人公につき合わされ強盗する破目になった婚約者のぽっちゃり王子だ。ストッキングをかぶった写真HPで見てみて!

『夢みる魔女たち』
パートナーの血を引く子供が欲しいと願う主人公が、パートナーの兄の精子を盗みに(「どうやって?」、「手コキでだよ!」)、キャッツアイばりに潜入する。
こういうコメディ仕立ての作品は、扱う主題にのれないと辛い。手コキシーンは面白いよ。でも私には血の繋がった子供が欲しいという執着が今のところない。子供を育てられる環境があれば、親のいない子を養子にもらうことは考えてみるけどね。

『ハング!?』
グウェネヴァー・ターナー 監督作品なんだねー。今データを見ていて気がついた。
彼女が主演した「Go fish」(94年)は、私が初めてL&G映画祭で観た思い出深い作品です。
チンコがあったら、何しますか?自分だったら何するかなー。ネタとしてそんな話を友人とするのは一興かも。

『イノセントな心』
主人公はトランス指向があるようなんだけど、トランス指向がない女子(レズ、ヘテロ問わず)も、押し付けられる女子的装いが窮屈だったり嫌悪感を感じたり、けっこうするよね。私もそう。
私は全然ボーイッシュなタイプでないけど、この主人公と同じように、たまーに化粧をしたり、スカートをはいたりするときは「女装する」感覚です。そう思うようになってかなり楽になりました。

『家族のキズナ
んーと、途中でネタが分かったと友人も言っていたし、某ブログでの感想でもそう書いてありましたが、私全然気がつきませんでした!主人公のグジグジぶりにすげぇイライラしてたから見過ごしたのだろうか。その落ちも何だかなあ・・・

※映画の詳細についてはこちらをご覧下さい。

しかし、3日間映画祭に通ったんだけど、「久しぶりー」な友人と「こないだはどうもー」な方とが知り合いだったり、友人の友人だったりと、かなりの確率で繋がってて業界の狭さに今更ながら驚いた。

そして、モトカノの後姿を一瞬見かけて、思わずちょっと追いかけてしまった自分に、もっと驚いた(結局声は掛けなかったけどね)。