幸せだっていいじゃないか

ラストフレンズ、第1話を見逃してしまったので、見たという妹に「どうだった?」と聞いたら、こんな返事が返ってきた。

TBSのドラマみたいだったよ。

第2話を見て、うーん納得。
どろどろ具合いといい、井の頭公園周辺が舞台といい、なんかフジっぽくない。
TBSっぽいなあ。

それから「あのシェアハウス、あり得ない。すごい非現実的な家だし、だいたい家賃(シェアしても)払えないと思う。」とも。

「うん、うん。確かにあり得ねー。」と私。

そんな重箱の隅をつつきまくる30代の二人であった。
(でもさ、あれだけシビアな問題をてんこ盛りで扱うなら、設定が非現実的だとのれないと思うのだけれど・・・私だけ?)

私はてっきり上野樹里ちゃん演じるルカはGIDだと思って見ていたのですが、「もう少しレズビアン寄りな設定」らしいですね(つーかレズ寄りのGIDって?)。

いつも、いわゆるセクシュアルマイノリティーとされる人物が出てくるドラマを見ていて思うのだけれど、そりゃ確かに苦悩もあるし、孤独感を味わうことだって多いし、親との関係だって一筋縄じゃいかないけれど、そればっかりじゃないよ!

親しい人にはカムアウトしてヘテロの人よりよっぽど豊かな人間関係を築いていて、自己肯定している幸せな人間が登場するドラマ(映画)を、私なら見たい。

セクシュアルマイノリティーはたいていドラマの中では、禁断の(フジのHPにもこう書いてあった)愛に悩み苦しんでいる。

それ、もうよくないか?