枯れない性欲

今『性という「饗宴」―対話篇 (伏見 憲明 著)』を読んでます。
この本は、過去に複数の媒体に発表された、著者の伏見さんとさまざまな方たちとの対談&鼎談集のアンソロジー

昨日読んでいてショックを受けたのが、老人の性生活について語られたパート。
特別養護老人施設内で繰り広げられる、三角関係(全員80歳超え)から発展した刃傷沙汰や援助交際(1回300円だったそうです)のエピソードにくらっときました。

80歳を過ぎてなお衰えない性欲。

老人になっても「モテる人はモテる。モテない人はモテない。」という非情な現実。。

「性」というのは「生きるエネルギー」と深く深く結びついているんだなあ。

昔知り合った人が「80歳になってもセックスしていたい」と言っていたけれど、私はその頃にはさすがに枯れていたいよ。枯れさせてくれ。


性という「饗宴」―対話篇

性という「饗宴」―対話篇