月末日記 vol.3

3月は抜けだした。


おいしいお酒を飲んでいるうちに、「好き」とか「愛情」のあたたかさのようなものを思い出した。
「好きだわ―」っていう感情が身体に沁み入った。


お酒はわたしのすごく原始的な部分を揺さぶってくれる。


幼稚園に通うような年齢からサイドボードに色とりどりに並べられた洋酒のミニチュアボトルに魅せられ、飲んでみたくて仕方がなかった*1
大学を浪人すると決まった時、おこづかいで「世界の洋酒事典」という本を買って(結構高価だった)母親に怒られたりもした。


変わらずに情熱を抱き注げるもの、それがわたしにとってはお酒で、しんどい時というのは一緒に生きてきた強い記憶があるものに支えられるのかもしれない。


お酒が好きだ。
お酒が好きだなー。


今月読んだ本

「幻滅と別れ話だけで終わらない ライフストーリーの紡ぎ方」 きたやまおさむよしもとばなな
 


「逃北〜つかれたときは北へ逃げます」 能町みね子

逃北―つかれたときは北へ逃げます

逃北―つかれたときは北へ逃げます

今月飲んだお酒

「国権」    1号しぼり 純米 生原酒
「真野鶴」 超辛口純米
「美和桜」 純米吟醸
「真稜」    至 しぼりたて純米

*1:どんな味かは分かるはずもない。ボトルのデザインに惹かれていただけかもしれない。だが、強烈にお酒が飲みたいとずーっと思ってた。